Steamは、人気のあるゲームのプラットフォームであり、利用者が多い配信サービスです。
SteamはWindows、Mac、Linuxで公式にサポートされていますが、Chromebookはサポートされていません。
Chromebookでできるゲームは少なく、その部分ではWindowsなどと比較すると見劣りがします。
もし、ChromebookでSteamが利用できてゲームができるなら、さらに利用できる範囲が広がります。
Contents
ChromebookでSteamを実行できますか?
SteamはChromebookで利用することはできます。
ただし、Steamの Chrome OSアプリがないため、単純にインストールして利用する事はできません。
警告:これらの方法の中には、コマンドと、コンピューターに新しいオペレーティングシステムをインストールするなどのさらに複雑な方法を使用する必要があるものがあります。そのような知識にあまり自信がない場合は、これらの課題に取り組むことは避けてください。
Chromebookの性能は?
Chromebookは、手頃な価格帯で購入できることが大きなメリットとして市場を拡大しています。
また、Chrome OSはリソースをあまり消費せず、優れたパフォーマンスを維持しながら、低スペックのコンピューターでも動作することを売りにしています。
ただし、その性能で不満がないのはChromebookが想定している本来の使い方の範囲でのことでSteamゲームを実行するとなると、その範囲を超えることになります。
ゲームやその他のリソースを大量に消費する内容にChromebookを使用する場合は、Chromebookの性能は十分に強力なもので有ることが前提になります。
一部のChromebookには、Intel Corei5またはi7チップなどのより強力なプロセッサが搭載されています。
Steamゲームには、そういった性能が必要になってきます。
ChromebookでLinuxアプリとAndroidアプリを実行できるかどうかを確認します
ChromebookでSteamを実行するために使用するには、いくつかの方法があります。
LinuxアプリまたはGooglePlayストアのAndroidアプリケーションを使用する方法になります。
すべてのChromebookがLinuxやAndroidアプリを利用できるわけではないため、ChromebookでSteamを実行するために使用するアプリが今持っているChromebookで対応していることを確認します。
LinuxアプリとAndroidアプリを利用できるChromebookは、ここ3年以内に発売されたChromebookなら
SteamをAndroidアプリを使用してChromebookで使用する方法
これはChromebookコンピューターでSteamを実行する最も簡単な方法ですが、本来のChromebookにSteamをインストールして単体でゲームを楽しむといったような内容ではありません。
アンドロイドアプリのSteamリンクを使ってChromebookで他のパソコンで動作しているSteamを遠隔で操作することになります。
この方法は基本的にすべてのモバイルデバイス(Chromebookを含む)でゲームを体験することができますが、同じネットワーク内のPCに接続する事が前提になります。
この方法にはいくつか制約があります。
他のSteamが動作しているコンピューターが接続されているネットワーク内に接続されていることが前提なので、初心者にとっては、どこでもゲーム体験を楽しむことはできません。
また、他にSteamが動作するパソコンがある前提なので、わざわざChromebookでゲームを操作する意味がありません。
自宅に強力なパソコンがあり、別の部屋からゲームをしたい場合に最適な方法です。
方法は以下の手順になります。
インストールが終わったら、まずはSteamが実際に動作するパソコン側でリンクしてプレイするのに必要なPINの設定をします。
これはSteamの設定を開いてRemote Playでセキュリティコードを設定するで設定することができます。
同じネットワーク内で使用するので、それほどセキュリティを気にすることもないので簡単なPINでいいと思います。
このPINはChromebookから接続するときに必要になります。
Chromebookで新しくPINが表示されますので、先程のホスト側PCでRemote Play設定画面に進み、今度は[STEAMリンクをペアリング]をクリックし、Chromebookに表示されている認証コードを入力します。
Linuxアプリを使用してChromebookにSteamをインストールする方法
ChromebookではLinuxアプリを実行できるので、Steam Linuxアプリケーションをインストールして、すべてをローカルで実行することもできます。
この方法は若干の知識が必要になりますが、手順通りに行うことでChromebookで動作することが可能です。
SteamはChromebookでうまく機能します。
また、ChromebookでWindowsゲームをプレイするために使用できるプロトンレイヤー(Wineの修正バージョン)も備えています 。
ただし、すべてのWindowsゲームがサポートされているわけではありません。
インストールと設定は非常に簡単であり、以下に詳細なガイドを記載しました。
Linuxアプリを使用してChromebookにSteamをダウンロードする方法については、以下の手順を確認してください。
ChromebookでLinuxアプリを有効にする必要があります。
ChromebookにSteamLinuxアプリをインストールする方法:
Linuxを導入したことで、Chromebook上でSteamを利用する準備が整いました。
ARMまたは非ARMベースのChromebookの場合は、以下の手順をで行います。
ARM以外のChromebookにSteamをインストールする手順
ChromebookでSteamを開始するには、重要なChromeフラグを有効にする必要があります。
このフラグを有効にするには、Chromeブラウザに以下のURLをコピーして貼り付け、Enterキーを押してから、フラグを有効にします。
chrome://flags
設定画面になりますので、上にある検索欄にCrostiniと入力すると、Crostini GPU Supportがあるので、横の状態をEnableに変更します
次に「Pointer lock for Linux applications」もEnableに変更しますので、検索でPointer lock と入力します。
その作業が終わったらLinuxターミナルを起動します。
最初に
sudo dpkg ––add-architecture i386
と入力します。
ここで何度かY/Nと入力する場面がありますので、全てYを入力し処理が終わるまで若干待ちます。
終わったら
sudo apt-get update
と入力します。
これでSteamをインストールする準備は終わりました。
次にSteamをダウンロードします。
インストール方法:
このSteam Webページ を開き 、.DEBファイルをダウンロードします。
ファイルはダウンロードフォルダーにあると思いますので、ChromeOSのファイルソフトで、ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、Steamインストーラーが自動的にインストールを開始します。
インストールを押すと1分ほどでインストールは終了します。
インストールが終わったらChromebookのアプリアイコンの中にLinuxアプリのグループがあり、それを開くとSteamアイコンが作成されているので起動することができます。
ARMベースのChromebookをお持ちの場合は、x86エミュレーターを使用してSteamを実行できる可能性がありますが、全体的なレスポンスや動作速度はかなり低くなります。
ほとんどのSteamゲームはx86用に構築されているため、ARMベースは不向きになります。
Chromebookをより安全に便利に利用したいならVPNがおすすめな理由
Chromebookは値段も安価で動作も快適と作業用パソコンとしては、かなり優れておりますが利用している段階で気になる点が2点ございました。
- ファイルのダウンロードがブロックされる。
- HTTPサイトに接続できない
上記2点の問題点を解説します。
ファイルのダウンロードがブロックされる
作業中にサイトからファイルをダウンロードする際に上記のような【不正なファイルのためファイルをブロックしました】と頻繁に表示されます。
これがかなり面倒で明らかに危険なファイルではないはずの
[PDF資料をまとめたZIP]
[仕事で使用するフリーツール]
なども跳ねられることも頻繁で正直ストレスがたまります・・・
通常のWindowsパソコンやMACであればブロックされる頻度はかなり少ないですが、後で後述する理由が原因でChromebookの場合1日に何回もこのような事態が発生します。
HTTPサイトに接続されない
また【HTTPサイトにアクセスしても表示されない】問題もあります。
インターネット上でWebページを閲覧するとき、URLの上部に「http」や「https」で始まっていますが「データが暗号化されていないhttp」の場合自動的にブロックされてしまいます。
↑上の画像のようにHTTPの場合はセキュリティ警告が表示
最近では「https」に移行しているサイトも増えてはいますが、まだまだ「http」サイトが多い現状で仕事上情報を集めたい際に苦労しています。
上記の2点の問題を解決する方法を調べた結果【VPN】を適応することで解決致しました!
なぜChromebookにVPNが必要なのか???
なぜ上記のような問題がVPNで解決するのか?
「実はChromebookで標準で搭載されているセキュリティが強固すぎる+セキュリティ機能をオフができないため回避するにはWEB通信時のネット回線を変更する」
必要があることが判明!!!
https://www.cman.jp/network/term/vpn/
通常であればセキュリティソフトなどを手動でインストールを行い、問題がある場合は一時的にオフするなどで[ブロック問題]を解決できるのだが、Chromebookはデフォルトでセキュリティソフトが搭載されているような物なので外すことが出来ない。
そこで活躍するのがVPN!!!
VPNとは??
「Virtual Private Network」の略。
簡単に言うと仮想の「専用回線」を使って、インターネットを利用することができます。
IPアドレスを自由に変更することができるので匿名性が向上します。
無料のサービスもありますが、回線品質が悪く速度が遅い問題があります。
そのため、回線品質が良い「NordVPN」等が人気です。
↑こんな感じで各国にあるサーバーをワンクリックで使用できるので匿名性は抜群!
VPNを使うとChromebook経由の回線ではないという扱いになるため上記のような理不尽なブロック祭りから開放されるというわけだ!!!
VPNを利用することで得られるその他のメリット!!
更にVPNはもともとセキュリティ強化のためのツールなので様々な利点あり。
- 個人情報の流出阻止の強化
- 海外サーバに繋げて外国在住の限定の動画視聴
- 海外のゲームを格安で購入できる
- 通信が高速化する
など仕事でもプライベートでも役に立つ機能が多く、Chromebookを快適かつ安全に使用したいのであれば割と導入必須のツールといっても過言ではありません。
ChromebookにおすすめVPNはNORDVPN!
といってもVPN会社は日本・海外含めると何百社も存在しており、正直どのような基準でVPNを選べばいいか悩ましいと思っている方も多いのではないでしょうか??
個人的に色々試した結果絶対選んではいけないVPNの条件は以下の3項目
【完全無料を謳うVPN】
他社が有料で展開しているサービスが無料で提供できるはずがない。たいてい利用者の個人情報を盗み出して売買しているケースが多数(一部研究目的など例外あり)
【日本で運営しているVPN】
VPNは海外に多数のサーバーを持つことで安定性が増す。日本運営のVPNはサーバー数が非常に少なく速度が遅いなど実用性に乏しい
【運営歴が浅すぎるVPN】
運営歴が短いVPNは個人情報をハッキングされ情報流出などの危険性が高い。長年運営を行い目立った不祥事を起こしていない会社が望ましい
この3項目に一つでも該当するものがあるVPNは地雷確定なのでおすすめしません(立証済み)
以上の条件に当てはまらない中でおすすめなのが【NordVPN】
ダウンロード・操作履歴が残らない
料金が安い・返金制度
やましいことしていないなら保存されていても特に問題ないのでは??と思いがちですが通常のVPNはサーバー利用の履歴などが保存されるのでもし本体サーバーにハッキングされたら個人情報が流出する危険性があります。
実際にVPN会社本元のサーバーがハッキングされて個人情報が流出したことも・・・
ただNordVPNに関してはそもそも個人情報を残さないので仮にハッキングされたとしても警察や政府・ハッカーに個人履歴が渡ることがないです。
一月分無料お試しでどんな理由でも100%返金保証付き!!
また月額に掛かる料金は高品質であるにも関わらず低価格なのも嬉しいところ。
有名VPNのExpressVPNは最安で$8.32(約900円)なのに比べ、NordVPNは約495円と半値近く違うので毎月のコストが掛かりません。
1ヶ月プラン | 6ヶ月プラン | 1年プラン | 2年プラン | |
ExpressVPN | 月額1500円 | $月額1000円 | 月額900円 | |
NordVPN | 月額1434円 | 月額590円 | 月額495円 |
更に【契約期間30日なら100%保証の制度】付きなので気に入らなかったり、自分の環境ではうまく動作しないなどどのような理由でも返金保証が適応されるので安心!!
⇒30日間無料のNordVPNををお試ししたい方はこちらから!!
まとめ
ChromebookのLinuxを利用してSteamをインストールすることができました。
途中エラーが発生して起動できない場合もあります。
それについては後日、対応に関して記事を書く予定です。
また、Steamが起動しても元がWindows用のソフトが多いためLinuxに対応しておてらず、その為すべてのゲームが起動できて遊ぶことができるわけではありません。
なので、今のところはWindowsのパソコンを持っていて、購入したゲームソフトがChromebookでも遊べるのか試してみたい方に限られるような気がします。
今回の方法以外にUbuntu Linux OSをChromebookにインストールして普通にLinuxパソコンとしてSteamを楽しむ方法や、リモートを使って外出先から接続して遊ぶ方法などもありますので、次回の記事でそれらの方法に関しても記事を書いていきます。
また先程紹介したNordVPNを利用することで【Chromebookの煩わしい仕様回避+セキュリティ強化】にもつながるので気になった方は導入してみてはいかがでしょうか??
金額的にもセキュリティソフトよりも安く、気に入らなければ返金保証ありといたせりつくせりの内容なのでおすすめです!!