ChromebookでLinuxを有効にすると、ChromeOSはLinuxコンテナに固定ストレージを割り当てます。
LinuxがChromebookで使えるようになった当初は、Linuxコンテナのサイズを拡大または縮小する方法はありませんでした。
しかし、1年ほど前にのChrome OS 84のアップデートがあり、Linuxターミナルをカスタマイズしたり、Linuxアプリがマイクにアクセスできるようにしたり、もちろんLinuxアプリにストレージを拡張する機能を提供ししました。
ChromebookでLinuxドライブのストレージのサイズを変更する方法は次のとおりです。
Contents
ChromebookでLinux用ストレージを拡張する
ChromebookでLinux用ストレージを拡張する方法は
まずは、Chromebookで使用可能なストレージ容量を確認できます。
「設定」>「デバイス」を開き、「ストレージ管理」を選択します。
使用可能なストレージスペース内でLinuxのストレージを拡張できるか確認します。
ローカルストレージの容量がなくなると、通知なしにローカルデータが自動的に削除される可能性があります。
より多くのスペースが必要な場合は、ファイルを手動で削除し、ストレージ管理でどれだけ拡張できるかを確認してください。
ストレージにLinuxを使用しても容量的に問題ないことを確認したあとは、ChromebookにLinuxをまだインストールしていない場合は、Linux自体をインストールするときにLinuxのディスクサイズを設定します。
ケース1:Linuxのインストール時にストレージを拡張する
1.まず、設定を開きます。
設定は[クイック設定]パネルの歯車アイコンをクリックして[設定]ページを開きます。
2.に移動
左側のペインの「詳細」をクリックして、メニューを展開します。その後、「開発者」をクリックします。学校で発行されたChromebookをお持ちで、「デベロッパー」メニューが利用できない場合は、学校の管理者にお問い合わせください。
3.Linux開発環境(ベータ版)をオンに
開発者メニューにしたら、横の「Linux開発環境(ベータ版)」を「クリックしてオンにします」。
4.Linuxをインストール
セットアップダイアログが開きます。次に、[インストール]ボタンをクリックして、ChromebookでLinuxを実行します。
5.次のページで、Linuxに必要なユーザー名を入力し、「カスタマイズ」を選択して、Linuxに必要なディスク容量を選択します。合計64GBの内部ストレージがあるので、25GBを割り当てました。
より大きなストレージ容量があり、ゲームをプレイしたり、Linuxでプログラムを開発したりする場合は、ストレージをさらに拡張する必要があります。
完了したら、[インストール]をクリックし、LinuxがChromebookにインストールされるまで数分待ちます。
6.Linuxを実行
ケース2:既存のLinuxコンテナのストレージを拡張する
すでにLinuxをインストールしている場合は、「設定」から上にある検索から「Linux」を入力して検索
次に、[ディスクサイズ]オプションの横にある[変更]ボタンをクリックします。
これで、ポップアップでストレージを拡張し、[サイズ変更]をクリックできます。
使用可能なスペースを超えて増やすとローカルファイルが削除される可能性があり、ストレージを減らすとLinuxファイルが削除されるか、いくつかのLinuxアプリが完全にアンインストールされる可能性があります。
完了すると、Linuxのストレージスペースは待ち時間なしで即座に変更されます。
Linuxのストレージ容量を必要以上に増やした場合は、ファイルアプリを開いて、ファイルが削除される可能性があることを示す警告メッセージを確認できます。
設定を開き、ディスク容量を減らして元に戻すことができます。
Chromebookをより安全に便利に利用したいならVPNがおすすめな理由
Chromebookは値段も安価で動作も快適と作業用パソコンとしては、かなり優れておりますが利用している段階で気になる点が2点ございました。
- ファイルのダウンロードがブロックされる。
- HTTPサイトに接続できない
上記2点の問題点を解説します。
ファイルのダウンロードがブロックされる
作業中にサイトからファイルをダウンロードする際に上記のような【不正なファイルのためファイルをブロックしました】と頻繁に表示されます。
これがかなり面倒で明らかに危険なファイルではないはずの
[PDF資料をまとめたZIP]
[仕事で使用するフリーツール]
なども跳ねられることも頻繁で正直ストレスがたまります・・・
通常のWindowsパソコンやMACであればブロックされる頻度はかなり少ないですが、後で後述する理由が原因でChromebookの場合1日に何回もこのような事態が発生します。
HTTPサイトに接続されない
また【HTTPサイトにアクセスしても表示されない】問題もあります。
インターネット上でWebページを閲覧するとき、URLの上部に「http」や「https」で始まっていますが「データが暗号化されていないhttp」の場合自動的にブロックされてしまいます。
↑上の画像のようにHTTPの場合はセキュリティ警告が表示
最近では「https」に移行しているサイトも増えてはいますが、まだまだ「http」サイトが多い現状で仕事上情報を集めたい際に苦労しています。
上記の2点の問題を解決する方法を調べた結果【VPN】を適応することで解決致しました!
なぜChromebookにVPNが必要なのか???
なぜ上記のような問題がVPNで解決するのか?
「実はChromebookで標準で搭載されているセキュリティが強固すぎる+セキュリティ機能をオフができないため回避するにはWEB通信時のネット回線を変更する」
必要があることが判明!!!
https://www.cman.jp/network/term/vpn/
通常であればセキュリティソフトなどを手動でインストールを行い、問題がある場合は一時的にオフするなどで[ブロック問題]を解決できるのだが、Chromebookはデフォルトでセキュリティソフトが搭載されているような物なので外すことが出来ない。
そこで活躍するのがVPN!!!
VPNとは??
「Virtual Private Network」の略。
簡単に言うと仮想の「専用回線」を使って、インターネットを利用することができます。
IPアドレスを自由に変更することができるので匿名性が向上します。
無料のサービスもありますが、回線品質が悪く速度が遅い問題があります。
そのため、回線品質が良い「NordVPN」等が人気です。
↑こんな感じで各国にあるサーバーをワンクリックで使用できるので匿名性は抜群!
VPNを使うとChromebook経由の回線ではないという扱いになるため上記のような理不尽なブロック祭りから開放されるというわけだ!!!
VPNを利用することで得られるその他のメリット!!
更にVPNはもともとセキュリティ強化のためのツールなので様々な利点あり。
- 個人情報の流出阻止の強化
- 海外サーバに繋げて外国在住の限定の動画視聴
- 海外のゲームを格安で購入できる
- 通信が高速化する
など仕事でもプライベートでも役に立つ機能が多く、Chromebookを快適かつ安全に使用したいのであれば割と導入必須のツールといっても過言ではありません。
ChromebookにおすすめVPNはNORDVPN!
といってもVPN会社は日本・海外含めると何百社も存在しており、正直どのような基準でVPNを選べばいいか悩ましいと思っている方も多いのではないでしょうか??
個人的に色々試した結果絶対選んではいけないVPNの条件は以下の3項目
【完全無料を謳うVPN】
他社が有料で展開しているサービスが無料で提供できるはずがない。たいてい利用者の個人情報を盗み出して売買しているケースが多数(一部研究目的など例外あり)
【日本で運営しているVPN】
VPNは海外に多数のサーバーを持つことで安定性が増す。日本運営のVPNはサーバー数が非常に少なく速度が遅いなど実用性に乏しい
【運営歴が浅すぎるVPN】
運営歴が短いVPNは個人情報をハッキングされ情報流出などの危険性が高い。長年運営を行い目立った不祥事を起こしていない会社が望ましい
この3項目に一つでも該当するものがあるVPNは地雷確定なのでおすすめしません(立証済み)
以上の条件に当てはまらない中でおすすめなのが【NordVPN】
ダウンロード・操作履歴が残らない
料金が安い・返金制度
やましいことしていないなら保存されていても特に問題ないのでは??と思いがちですが通常のVPNはサーバー利用の履歴などが保存されるのでもし本体サーバーにハッキングされたら個人情報が流出する危険性があります。
実際にVPN会社本元のサーバーがハッキングされて個人情報が流出したことも・・・
ただNordVPNに関してはそもそも個人情報を残さないので仮にハッキングされたとしても警察や政府・ハッカーに個人履歴が渡ることがないです。
一月分無料お試しでどんな理由でも100%返金保証付き!!
また月額に掛かる料金は高品質であるにも関わらず低価格なのも嬉しいところ。
有名VPNのExpressVPNは最安で$8.32(約900円)なのに比べ、NordVPNは約495円と半値近く違うので毎月のコストが掛かりません。
1ヶ月プラン | 6ヶ月プラン | 1年プラン | 2年プラン | |
ExpressVPN | 月額1500円 | $月額1000円 | 月額900円 | |
NordVPN | 月額1434円 | 月額590円 | 月額495円 |
更に【契約期間30日なら100%保証の制度】付きなので気に入らなかったり、自分の環境ではうまく動作しないなどどのような理由でも返金保証が適応されるので安心!!
⇒30日間無料のNordVPNををお試ししたい方はこちらから!!
まとめ
Linuxに必要なストレージ容量を変更できるのは、実際にChromebookを使用する上で非常に役立ちます。
ChromeOSもLinuxも同じストレージ領域を共有できるなら、そのような必要もありませんが現状ではそれぞれに領域を設定して動作することになります。
最初にLinuxを設定して、実際に使用すると当初考えていたより多くの領域が必要だったり、思っていたよりも使わなかったなどと思った場合に変更することができるので、最初の設定を気軽に行うことができます。
また先程紹介したNordVPNを利用することで【Chromebookの煩わしい仕様回避+セキュリティ強化】にもつながるので気になった方は導入してみてはいかがでしょうか??
金額的にもセキュリティソフトよりも安く、気に入らなければ返金保証ありといたせりつくせりの内容なのでおすすめです!!