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ChromebookでLinuxを設定する方法
Chrome OSは、Linux on Chromebook、USBデバイス、およびサウンドでGPUアクセラレーションとマイクのサポートを行っています。
一般ユーザーに限らずIT管理者から、コーディングを学びたいソフトウェア開発者、そして学生まで、ChromebookでLinuxを使えることは有益であることが証明されています。
また、次のChrome OSのアップデートでは、Linuxもベータ版を終了します。
そのため、2021年にChromebookでLinuxを設定する方法を記載していきます。
関連:【クロームブック/Chromebook】Chromebook向けのベストLinuxアプリ
ChromebookでLinuxを実行する(2021年更新)
2019年に発売されたすべてのChromebookはLinuxをサポートしています。
Chromebookを開発者モードにすることや、その他の設定方法は必要ありません。
Linuxはシステムの設定から簡単に行うことができます。
また、ARMベースのChromebookにもLinuxをインストールできるため、この面で心配する必要はありません。
ChromebookでLinuxをセットアップする
1.まず、設定を開きます。
設定は[クイック設定]パネルの歯車アイコンをクリックして[設定]ページを開きます。
2.に移動
左側のペインの「詳細」をクリックして、メニューを展開します。その後、「開発者」をクリックします。学校で発行されたChromebookをお持ちで、「デベロッパー」メニューが利用できない場合は、学校の管理者にお問い合わせください。
3.Linux開発環境(ベータ版)をオンに
開発者メニューにしたら、横の「Linux開発環境(ベータ版)」を「クリックしてオンにします」。

4.Linuxをインストール
セットアップダイアログが開きます。次に、[インストール]ボタンをクリックして、ChromebookでLinuxを実行します。

5.次のページで、Linuxに必要なユーザー名を入力し、「カスタマイズ」を選択して、Linuxに必要なディスク容量を選択します。合計64GBの内部ストレージがあるので、25GBを割り当てました。
より大きなストレージ容量があり、ゲームをプレイしたり、Linuxでプログラムを開発したりする場合は、ストレージをさらに拡張する必要があります。

6.Linuxを実行
ChromebookにLinuxをインストールするのに数分かかります。スムーズに終わると思いますが、もし途中でインストールが進まない場合は一旦キャンセルをして、再度設定すると、進んでいた場所から再開されます。
インストールが完了したら、Linuxは自動的に実行されます。
ChromebookでLinuxターミナルの使用を開始することができます。ランチャー内にターミナルアプリがあります。

ChromebookにLinuxアプリをインストールする方法
1.Linuxビルドを最新バージョンに更新
ChromebookでLinuxアプリを使用する前に、まずLinuxビルドを最新バージョンに更新する必要があります。
Linuxのターミナルで以下のコマンドを実行し、すべてのパッケージが更新されます。
このコマンドをコピーしてターミナルウィンドウに貼り付けるだけです。
sudo apt-get update && sudo apt-get upgrade -y

2.Linuxソフトのインストール
ChromebookでLinuxが更新されたら、アプリをインストールをすることができます。
たとえば、画像処理ソフトのGIMPをChromebookにインストールしたところ、問題なくインストールが完了しました。
このようなアプリをさらに見つけるには、Chromebookに最適なLinuxアプリのリストをご覧ください。
インストールの詳細な手順が含まれています。
インストール後、ランチャー内にLinuxアプリがあります。

ChromeOSとLinux間でファイルを共有する
ChromebookでLinuxを正常に実行できたら、ChromeOSとLinuxのファイルシステムが異なりますので、Linuxアプリのローカルフォルダーとファイルにアクセスするには、ファイルをダウンロードから「Linuxファイル」セクションに移動する必要があります。
ファイルソフトを立ち上げて

ファイルを常にLinuxセクションに移動したくない場合は、「ダウンロード」を右クリックし、「Linuxと共有」をクリックします。これで、「ダウンロード」の下にあるすべてのファイルとフォルダーがLinuxアプリで利用できるようになります。

以下のパスディレクトリからダウンロードにアクセスできます。
「ダウンロード」を右クリックすると、ブックマークセクションに追加できます。
今後、Linuxアプリ内で、手動でダウンロードフォルダーに移動する必要はありません。
mnt / chromeos / MyFiles / Downloads
Chromebookをより安全に便利に利用したいならVPNがおすすめな理由
Chromebookは値段も安価で動作も快適と作業用パソコンとしては、かなり優れておりますが利用している段階で気になる点が2点ございました。
- ファイルのダウンロードがブロックされる。
- HTTPサイトに接続できない
上記2点の問題点を解説します。
ファイルのダウンロードがブロックされる
作業中にサイトからファイルをダウンロードする際に上記のような【不正なファイルのためファイルをブロックしました】と頻繁に表示されます。
これがかなり面倒で明らかに危険なファイルではないはずの
[PDF資料をまとめたZIP]
[仕事で使用するフリーツール]
なども跳ねられることも頻繁で正直ストレスがたまります・・・
通常のWindowsパソコンやMACであればブロックされる頻度はかなり少ないですが、後で後述する理由が原因でChromebookの場合1日に何回もこのような事態が発生します。
HTTPサイトに接続されない
また【HTTPサイトにアクセスしても表示されない】問題もあります。
インターネット上でWebページを閲覧するとき、URLの上部に「http」や「https」で始まっていますが「データが暗号化されていないhttp」の場合自動的にブロックされてしまいます。
↑上の画像のようにHTTPの場合はセキュリティ警告が表示
最近では「https」に移行しているサイトも増えてはいますが、まだまだ「http」サイトが多い現状で仕事上情報を集めたい際に苦労しています。
上記の2点の問題を解決する方法を調べた結果【VPN】を適応することで解決致しました!
なぜChromebookにVPNが必要なのか???
なぜ上記のような問題がVPNで解決するのか?
「実はChromebookで標準で搭載されているセキュリティが強固すぎる+セキュリティ機能をオフができないため回避するにはWEB通信時のネット回線を変更する」
必要があることが判明!!!
https://www.cman.jp/network/term/vpn/
通常であればセキュリティソフトなどを手動でインストールを行い、問題がある場合は一時的にオフするなどで[ブロック問題]を解決できるのだが、Chromebookはデフォルトでセキュリティソフトが搭載されているような物なので外すことが出来ない。
そこで活躍するのがVPN!!!
VPNとは??
「Virtual Private Network」の略。
簡単に言うと仮想の「専用回線」を使って、インターネットを利用することができます。
IPアドレスを自由に変更することができるので匿名性が向上します。
無料のサービスもありますが、回線品質が悪く速度が遅い問題があります。
そのため、回線品質が良い「NordVPN」等が人気です。
↑こんな感じで各国にあるサーバーをワンクリックで使用できるので匿名性は抜群!
VPNを使うとChromebook経由の回線ではないという扱いになるため上記のような理不尽なブロック祭りから開放されるというわけだ!!!
VPNを利用することで得られるその他のメリット!!
更にVPNはもともとセキュリティ強化のためのツールなので様々な利点あり。
- 個人情報の流出阻止の強化
- 海外サーバに繋げて外国在住の限定の動画視聴
- 海外のゲームを格安で購入できる
- 通信が高速化する
など仕事でもプライベートでも役に立つ機能が多く、Chromebookを快適かつ安全に使用したいのであれば割と導入必須のツールといっても過言ではありません。
ChromebookにおすすめVPNはNORDVPN!
といってもVPN会社は日本・海外含めると何百社も存在しており、正直どのような基準でVPNを選べばいいか悩ましいと思っている方も多いのではないでしょうか??
個人的に色々試した結果絶対選んではいけないVPNの条件は以下の3項目
【完全無料を謳うVPN】
他社が有料で展開しているサービスが無料で提供できるはずがない。たいてい利用者の個人情報を盗み出して売買しているケースが多数(一部研究目的など例外あり)
【日本で運営しているVPN】
VPNは海外に多数のサーバーを持つことで安定性が増す。日本運営のVPNはサーバー数が非常に少なく速度が遅いなど実用性に乏しい
【運営歴が浅すぎるVPN】
運営歴が短いVPNは個人情報をハッキングされ情報流出などの危険性が高い。長年運営を行い目立った不祥事を起こしていない会社が望ましい
この3項目に一つでも該当するものがあるVPNは地雷確定なのでおすすめしません(立証済み)
以上の条件に当てはまらない中でおすすめなのが【NordVPN】
ダウンロード・操作履歴が残らない
料金が安い・返金制度
やましいことしていないなら保存されていても特に問題ないのでは??と思いがちですが通常のVPNはサーバー利用の履歴などが保存されるのでもし本体サーバーにハッキングされたら個人情報が流出する危険性があります。
実際にVPN会社本元のサーバーがハッキングされて個人情報が流出したことも・・・
ただNordVPNに関してはそもそも個人情報を残さないので仮にハッキングされたとしても警察や政府・ハッカーに個人履歴が渡ることがないです。
一月分無料お試しでどんな理由でも100%返金保証付き!!
また月額に掛かる料金は高品質であるにも関わらず低価格なのも嬉しいところ。
有名VPNのExpressVPNは最安で$8.32(約900円)なのに比べ、NordVPNは約495円と半値近く違うので毎月のコストが掛かりません。
1ヶ月プラン | 6ヶ月プラン | 1年プラン | 2年プラン | |
ExpressVPN | 月額1500円 | $月額1000円 | 月額900円 | |
NordVPN | 月額1434円 | 月額590円 | 月額495円 |
更に【契約期間30日なら100%保証の制度】付きなので気に入らなかったり、自分の環境ではうまく動作しないなどどのような理由でも返金保証が適応されるので安心!!
⇒30日間無料のNordVPNををお試ししたい方はこちらから!!
まとめ
ChromebookでWindows10アプリを実行するようにWineを設定することもできます。
さらに、ChromebookにSteamをインストールし、Chrome OSでMinecraftを再生し、ChromebookでSignalを使用し、ChromebookにデスクトップMS Officeをインストールし、ChromebookにMicrosoftEdgeをインストールすることもできます。これはすべて、ChromeOSでのLinuxサポートのおかげです。

これが、ChromebookにLinuxをインストールして実行する方法に関する短い記事になります。
手順は非常に簡単でわかりやすく、更新チャネルを変更したり、Chromeフラグを変更したりする必要はありません。
簡単な操作でChromebookでLinuxを有効にすることができます。
これでChromeOSやAndroidアプリで不得意とするところをカバーすることができます。
また先程紹介したNordVPNを利用することで【Chromebookの煩わしい仕様回避+セキュリティ強化】にもつながるので気になった方は導入してみてはいかがでしょうか??
金額的にもセキュリティソフトよりも安く、気に入らなければ返金保証ありといたせりつくせりの内容なのでおすすめです!!