【クロームブック/Chromebook】ChromebookでChromeOSを以前のバージョンに戻す方法

以前にもありましたが、新しいChrome OS にバージョンアップした際に問題が発生することがあります。

問題は些細な事から、まれに大きな問題を引き起こし、動作がおかしくなったり、バッテリーの消費が早くなったりする場合もあります。

Chromebookを初期設定に戻すパワーウォッシュは何かの時に役に立ちますが、そのような場合はChromebookが同じバグのあるChromeOSバージョンをセットアップ時にバージョンアップを行いダウンロードするだけの場合は役に立ちません。

ChromeOSをChromebookの以前のバージョンに戻す方法は次のとおりです。

基本的な方法はオフラインでWi-Fiに接続しないでChromebookをパワーウォッシュするために使用するのと同じChromebookリカバリユーティリティとUSBスティックを使用する必要があります。

すべてのChromebookには、特定のデバイス用の最新のChrome OS StableChannelバージョンをダウンロードするこのユーティリティが付属しています。

Chromebookを復元し、ChromeOSを再インストールします

ChromebookにChromeOSを再インストールする方法があります。

これは前の項目で行った「Powerwash」と同じ事と思われますが、「Powerwash」でうまく初期化できない場合に、この方法で復旧を試すことになります。

この作業を行う前に、事前に使用しているChromebookのリカバリーメディアを作成しておくことが必要になります。

そして、Chromebookがリカバリモードに入ることができるかどうかを確認してください。

手順1）開始するには、Chromebookをリカバリモードで起動する必要があります。

まずはChromebookをシャットダウンすることから始めます。

手順2）EscキーとRefreshキーを押したまま、電源ボタンを押します。

更新キーは通常、Chromebookのキーボードの左上にある3番目か４番目にあるキーになります。戻るに似たマークなのですぐわかると思います。

リカバリモードで起動する

手順3）リカバリモードでは、「リカバリUSBスティックを挿入してください」という表示が表示されます。

リカバリモード

画面にメッセージが表示されたら、キーを離して次の手順に進みます。

残念ながら、リカバリモードに入ることができなかったChromebookの場合はハードウェアの故障が考えられますので、製造元に連絡する以外に選択肢はありません。

これにより、基本的にChromebookが工場出荷時の設定にリセットされ、パソコンにローカルに保存されている可能性のあるデータがすべて削除されることになります。

もしリカバリーメディアを作成していない状態で、この事態になったときにはWindowsパソコンまたはMacとUSBメモリーでリカバリーメディアを作成することができます。

パソコンでGoogleChromeを開き、リカバリ拡張機能をインストールします。

拡張機能を起動し、画面の指示に従ってChromeOSリカバリメディアを作成します。

ChromebookのリカバリモードのときにUSBメモリーをChromebookに挿入し、セットアップウィザードを続行して、ChromebookにChromeOSを再インストールします。

これにより、Chromebookの起動時の問題が修正されるはずです。

手元にリカバリーUSBがない場合は

ChromeOSバージョンの以前のバージョンをダウンロードする

Chrome OSを古いバージョンのオペレーティングシステムに戻すには、まず公式Googleサイトにアクセスしてください。

ここには、サポートされているすべてのChromebookが表示されます。

内部のボード名は左側にあるため、Chromebookが使用しているボードがわかれば、デバイスを簡単に見つけることができます。

ボード名がわからない場合は、右端の列を見て、ノートパソコン内でボードを使用しているChromebookのブランドとモデルを確認してください。

デバイスの行を見つけたら、Chromebookのブランド名の横にある列を確認します。それは「回復」と題されています。そして、ここには、現在のChrome OS StableChannelより前のいくつかのChromeOSバージョンがあります。

現在のStableChannelの背後にあるメジャーバージョンの1つである、最新のものを選択するだけです。バージョンをクリックして、リカバリソフトウェアを含む.zipファイルをChromebookにダウンロードします。

ダウンロードしてリカバリイメージを作成する

古いバージョンのChromeOSを使用しているので、Chromebookリカバリユーティリティを使用して、ChromeOSを元に戻すための外付けドライブを作成できます。

ユーティリティで、Chromebookのメーカーとモデルを選択する代わりに、右上の設定アイコンをクリックします。ローカルメディアを使用するオプションが表示されます。それを選択してください。

次のウィンドウで、以前のChromeOSバージョン用にダウンロードした.zipファイルを選択します。

このように、外部メディアは現在のバージョンをダウンロードする代わりに、古いバージョンのChromeOSを保存します。手順を続行してリカバリメディアを作成し、ユーティリティを閉じます。

あとはリカバリーUSBと同じ手順で作業を進めます。

まとめ

ChromeOSで大きなバグや問題がある場合は、Googleも早急に対処するので、何日か待てば修正されたOSにアップデートできます。

ただ、早急に元に戻したい場合は以上の方法で元に戻すことができます。

Chromebookを購入したら、リカバリーUSBを作っておくと安心です。