数か月前から実験的な機能として紹介されていた機能にクイックビューカレンダー(Chrome OSのタスクバーに組み込まれているカレンダー)があります。
今のところビューになっているだけで予定などにリンクされることはない状態です。
この機能を有効にしてChromebookの日付(右下隅)をクリックすると、その月のカレンダーが表示されます。
ただし、この機能はGoogleカレンダーとの同期はとれていないようで、予定を同期することはできませんでした。
今度更新される予定の最新のChrome OS 99 ではクイックビューカレンダーをGoogleカレンダーの予定と統合することで、さらに便利にする機能が搭載される予定です。
この改善により、クイックビューカレンダーでは、日付にカーソルを合わせると1日のイベント数が表示され、クリックするとイベントのタイトルが表示されます。
Chromebookが少なくともChromeOS 97に更新されている状態で、Stableチャンネルでカレンダークイックビューウィジェットを試すことができます。
ChromeのURLバーにアクセスし、次の
chrome:// flags#calendar-view
を貼り付けて有効にします。
次に、デバイスを再起動し、トレイの日付をクリックして機能をアクティブにする必要があります。
機能が有効になると基本的なカレンダーにアクセスできるようになります。
このカレンダーは、他のUIとシームレスに融合し、ダークモードもサポートします。
この機能により、現在の日付と月の概要が表示され、[今日]をクリックして前の月と次の月に移動して現在に戻ることができます。
ただし、先ほど記載したようにGoogleカレンダーの予定を表示したり、タイトルを表示したりすることはまだできません。
今後は、カレンダービューとGoogkeカレンダーの同期だけでは無く、このトレイに表示されるカレンダービューから新しい予定の作成や変更が出来るようになる可能性があります。
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