持ち運びができるノートパソコンで実行するオペレーティングシステム(OS)は何種類かあります。
一昔前はWindowsかMacOSが選択肢の殆どを締めていたと思います。
今はLinuxやChromeOSも増えて選択肢が増えています。
今回は利用可能な選択肢のいくつかの重要なメリットを記載します。
ノートパソコンは、携帯性や場所を選ばすに使用することができるため、デスクトップよりもはるかに柔軟な使い方ができます。
特にモバイルノートパソコンを使用すると、家でもオフィスでも、学校でも旅行先でも同じ環境で作業することができます。
仕事柄、海外出張が新型コロナウイルスの感染が拡大するまでは多かったので、モバイルパソコンの用途は主に出張先での利用になり、自宅ではデスクトップパソコンを理想しますが、その他ではモバイルパソコンの利用が多くなっています。
2年ほど前まではWinodwsかMacOSのモバイルパソコンを出張に持っていくことが多かったのですが、今後の出張ではその他の選択をする可能性が高いと思います。
そこで出張などに最適なオペレーティングシステムについて考えてみたいと思います。
オープンソースを少し支持しているので、「Linux!」と言いたいのですが、熟考すればするほど、すべてのオペレーティングシステムにノートパソコン用の長所があることに気づきます。
重要な要素は、どのOSがニーズに最も適しているかです。
そのために、モバイルパソコンの用途で使用するための各オペレーティングシステムの利点を考えてみたいと思います。
Contents
ノートパソコンでChromeOSを使用するメリット
世界中に展開されている何百万ものChromebookに供給しているGoogleのオペレーティングシステムから考えます。
このオペレーティングシステムがもつ最大の利点の1つは、そのシンプルさです。
Chrome OSは、非常にわかりやすく単純なOSになります。
これは仕様によるもので、デザインはかなりシンプルです。
誰でもChromeOSをほとんど労力をかけずに利用することが可能です。
しかし、ChromeOSのメリットはシンプルさだけではありません。
このOSは、起動も非常に高速です。開始からログインまで、ラップトップ用のより高速なオペレーティングシステムは見つかりません。
そして、速度は起動プロセスで終わらない。Chrome OSは、ウェブページをすばやくレンダリングし、ウェブアプリを瞬時に開き、AndroidアプリとLinuxアプリをほぼ問題のない速度で実行します。
海外出張で考えたときでも、バッテリーの駆動時間の長さは非常にメリットを感じます。
12時間位のフライトでも、空港で満充電にしていると着陸まで十分に使用することができます。
もう一つ重要な点は出張先でシステムがおかしくなったときでもChromeOSは簡単に初期化が可能で、元の使用環境に戻ることが可能なことです。
オンラインでのリカバリーが可能なMacOSなど他のOSでもソフトなどは別にインストールする必要があり、パッケージソフトなどはインストールすることができず、元の状態に戻すにはバックアップを利用しても手間がかかります。
また回線速度などの問題もあり、高速ならいいのですが場所によっては非常に低速な通信環境もあります。
そういったときにオンラインでもインストールはむずかしいと思います。
あとはノート型パソコン、タブレットとして利用できるので、それぞれのデバイスを携帯する必要がなく荷物がすっきりする利点もあります。
主な利点:
- スピード
- シンプルさ
- バッテリーの駆動時間
ノートパソコンでLinuxを使用するメリット
Linuxの最大の利点の1つは、柔軟性にあります。
Linuxを使用するには、ある程度の知識が必要となりますが、環境を構築することで希望どおりに作業できるようになります。
インターフェイスが気に入らない場合は別のものに変更することも可能です。
GNOMEやKDE、Ubuntuなど何百もの利用可能なディストリビューションのいずれかを使用することができます。
Linuxは手間はかかりますが、自由度は非常に高く縛られることはありません。
ラップトップでLinuxを使用する利点は、柔軟性だけではありません。
他のオペレーティングシステムとは異なり、Linuxは、最先端ではないハードウェアで非常に優れたパフォーマンスを発揮します。
Linuxはもちろん最新のハードウェアでも非常にうまく動作しますが、古いノートパソコンでも同じように動作します。
言い換えれば、Windows 11の対象とはならないスペックのパソコンを、Linuxなら快適にスムーズに利用することができます。
その柔軟性に加えて、Linuxは信頼性があります。
Linuxは安定して動作します。利用していてもWindowsのように遅くなることも少なく、アップグレードによって動かなくなったり、貴重なデーターが失われたりすることはありません。
Linuxオペレーティングシステムで問題が発生することはめったにありません。
ラップトップ上のLinuxのもう1つの利点は、無料であるということです。
オペレーティングシステムを使用するためにライセンスを支払う必要はありません。また、選択したディストリビューションに含まれているアプリストアからインストールできる無料のアプリが何千もあります。
最後に出張などの旅行に関してのLinuxに関する利点として、Linuxは他のオペレーションシステムよりもはるかに安全です。
また、旅行しているときに、セキュリティが疑わしいワイヤレスネットワークに接続する場合(空港やホテル、公共のネットなど)、安全なオペレーティングシステムを使用すると、データを保護して、流出を防ぐことができます。
主な利点:
- 柔軟性
- 信頼性
- 費用対効果
- 安全
ノートパソコンでmacOSを使用するメリット
ノートパソコンでのmacOSの最大の利点は、それがiPhoneやiPadと密接に機能することです。
macOSの相互運用性は、他のオペレーションシステムと比較しても最高のものです。
macOSだけで考えても、ハードウェア/ソフトウェアの統合はすべてが機能するだけでなく、すべてのものが期待どおりに機能することを体験することができます。
ラップトップ上のMacOSは、これまでに使用したことのない最も洗練されたオペレーティングシステムの1つでもあります。
インターフェイスのすべての要素は適切に設計されており、作成されていますのでMacOSのこのシームレスさは、信じられないほどの信頼性をもたらします。
Linuxと同様に、macOSは非常に安全です。
Linuxと同じレベルにはしませんが、確かにWindowsとChrome OSを上回っています(Chrome OSの唯一の欠点はChromeブラウザーです)。
MacOSは信頼性においてもLinuxに匹敵します。MacOSは彼らが来るのと同じくらい堅実です。
出張に関する事を考えてもMacBook ProでもMacBook Airでも、そして今は販売されていませんがMacBookの12インチモデルにしてもバッテリー駆動時間や携帯性を考えても全く問題なく利用することができます。
主な利点:
- シームレスな相互運用性/統合
- 優雅
- 信頼性
- 安全
ノートパソコンでWindowsを使用するメリット
Windowsの最大の利点は最大の市場シェアになります。
Windowsは普及しているので、ほとんどのノートパソコンで動作を保証されています。
これはまた、利用可能なソフトウェアがたくさんあることでもあります。
パッケージソフトやフリーソフトも種類が多く、必要に応じてWindowsには最適なアプリがあります。
同じように、周辺機器(Bluetoothヘッドフォン、プリンター、スキャナー、マイクなど)を購入した場合は、Windowsで動作する物がほとんどです。
Windowsは最もなれているOSという方も多いと思います。
ほとんどの人は、Windowsを使用したことがあります。
出張などに関して、Windowsのノートパソコンは他のOSを搭載しているMacやChromebookと比較してバッテリー駆動時間の短い機種が多いように感じます。
USB-C端子ではなく、専用のACアダプターを使用する機種も多く、充電などに関してモバイルバッテリーから充電するようなことは難しいと思います。
旅先でシステムがおかしくなった時に初期化することを考えてもリカバリー領域がSSDやHDDにあれば楽ですが、そうでない場合には他のパソコンがないとシステムをインストールすることもできません。
Steamなどでゲームをすることを考えたときにはWindows対応が多いので、OSはWindowsになると思います。
主な利点:
- 使いやすさ
- よくサポートされています
- どこでも周辺機器やアクセサリが販売されています。
Chromebookをより安全に便利に利用したいならVPNがおすすめな理由
Chromebookは値段も安価で動作も快適と作業用パソコンとしては、かなり優れておりますが利用している段階で気になる点が2点ございました。
- ファイルのダウンロードがブロックされる。
- HTTPサイトに接続できない
上記2点の問題点を解説します。
ファイルのダウンロードがブロックされる
作業中にサイトからファイルをダウンロードする際に上記のような【不正なファイルのためファイルをブロックしました】と頻繁に表示されます。
これがかなり面倒で明らかに危険なファイルではないはずの
[PDF資料をまとめたZIP]
[仕事で使用するフリーツール]
なども跳ねられることも頻繁で正直ストレスがたまります・・・
通常のWindowsパソコンやMACであればブロックされる頻度はかなり少ないですが、後で後述する理由が原因でChromebookの場合1日に何回もこのような事態が発生します。
HTTPサイトに接続されない
また【HTTPサイトにアクセスしても表示されない】問題もあります。
インターネット上でWebページを閲覧するとき、URLの上部に「http」や「https」で始まっていますが「データが暗号化されていないhttp」の場合自動的にブロックされてしまいます。
↑上の画像のようにHTTPの場合はセキュリティ警告が表示
最近では「https」に移行しているサイトも増えてはいますが、まだまだ「http」サイトが多い現状で仕事上情報を集めたい際に苦労しています。
上記の2点の問題を解決する方法を調べた結果【VPN】を適応することで解決致しました!
なぜChromebookにVPNが必要なのか???
なぜ上記のような問題がVPNで解決するのか?
「実はChromebookで標準で搭載されているセキュリティが強固すぎる+セキュリティ機能をオフができないため回避するにはWEB通信時のネット回線を変更する」
必要があることが判明!!!
https://www.cman.jp/network/term/vpn/
通常であればセキュリティソフトなどを手動でインストールを行い、問題がある場合は一時的にオフするなどで[ブロック問題]を解決できるのだが、Chromebookはデフォルトでセキュリティソフトが搭載されているような物なので外すことが出来ない。
そこで活躍するのがVPN!!!
VPNとは??
「Virtual Private Network」の略。
簡単に言うと仮想の「専用回線」を使って、インターネットを利用することができます。
IPアドレスを自由に変更することができるので匿名性が向上します。
無料のサービスもありますが、回線品質が悪く速度が遅い問題があります。
そのため、回線品質が良い「NordVPN」等が人気です。
↑こんな感じで各国にあるサーバーをワンクリックで使用できるので匿名性は抜群!
VPNを使うとChromebook経由の回線ではないという扱いになるため上記のような理不尽なブロック祭りから開放されるというわけだ!!!
VPNを利用することで得られるその他のメリット!!
更にVPNはもともとセキュリティ強化のためのツールなので様々な利点あり。
- 個人情報の流出阻止の強化
- 海外サーバに繋げて外国在住の限定の動画視聴
- 海外のゲームを格安で購入できる
- 通信が高速化する
など仕事でもプライベートでも役に立つ機能が多く、Chromebookを快適かつ安全に使用したいのであれば割と導入必須のツールといっても過言ではありません。
ChromebookにおすすめVPNはNORDVPN!
といってもVPN会社は日本・海外含めると何百社も存在しており、正直どのような基準でVPNを選べばいいか悩ましいと思っている方も多いのではないでしょうか??
個人的に色々試した結果絶対選んではいけないVPNの条件は以下の3項目
【完全無料を謳うVPN】
他社が有料で展開しているサービスが無料で提供できるはずがない。たいてい利用者の個人情報を盗み出して売買しているケースが多数(一部研究目的など例外あり)
【日本で運営しているVPN】
VPNは海外に多数のサーバーを持つことで安定性が増す。日本運営のVPNはサーバー数が非常に少なく速度が遅いなど実用性に乏しい
【運営歴が浅すぎるVPN】
運営歴が短いVPNは個人情報をハッキングされ情報流出などの危険性が高い。長年運営を行い目立った不祥事を起こしていない会社が望ましい
この3項目に一つでも該当するものがあるVPNは地雷確定なのでおすすめしません(立証済み)
以上の条件に当てはまらない中でおすすめなのが【NordVPN】
ダウンロード・操作履歴が残らない
料金が安い・返金制度
やましいことしていないなら保存されていても特に問題ないのでは??と思いがちですが通常のVPNはサーバー利用の履歴などが保存されるのでもし本体サーバーにハッキングされたら個人情報が流出する危険性があります。
実際にVPN会社本元のサーバーがハッキングされて個人情報が流出したことも・・・
ただNordVPNに関してはそもそも個人情報を残さないので仮にハッキングされたとしても警察や政府・ハッカーに個人履歴が渡ることがないです。
一月分無料お試しでどんな理由でも100%返金保証付き!!
また月額に掛かる料金は高品質であるにも関わらず低価格なのも嬉しいところ。
有名VPNのExpressVPNは最安で$8.32(約900円)なのに比べ、NordVPNは約495円と半値近く違うので毎月のコストが掛かりません。
1ヶ月プラン | 6ヶ月プラン | 1年プラン | 2年プラン | |
ExpressVPN | 月額1500円 | $月額1000円 | 月額900円 | |
NordVPN | 月額1434円 | 月額590円 | 月額495円 |
更に【契約期間30日なら100%保証の制度】付きなので気に入らなかったり、自分の環境ではうまく動作しないなどどのような理由でも返金保証が適応されるので安心!!
⇒30日間無料のNordVPNををお試ししたい方はこちらから!!
まとめ
もちろん、どのOSが最もいいのかは人によります。
Linux、macOS、およびWindowsはすべて、適切に設計されたアプリストアのおかげで、ソフトウェアのインストールを非常に簡単にすることができます。
Chrome OSでも、ChromeウェブストアやGooglePlayからアプリをインストールすることができます。
結局、これらのオペレーティングシステムに関しては、どのOSが最適かは、ニーズに対する最適なメリットの組み合わせによって決定されます。
今の現状で、海外出張の際に荷物を減らしたいと考えているなら、Chromebookは最も有力な候補になると思います。
また先程紹介したNordVPNを利用することで【Chromebookの煩わしい仕様回避+セキュリティ強化】にもつながるので気になった方は導入してみてはいかがでしょうか??
金額的にもセキュリティソフトよりも安く、気に入らなければ返金保証ありといたせりつくせりの内容なのでおすすめです!!