Windows11は、Windows3.1からWindows95、そしてWindows7からWindowsの8への移行に匹敵するWindows最大のアップデートかもしれません。
内容的にはChromeOSを非常に意識したOSになり、これは、今年の初めまで、ChromeOSに対抗するためMicrosoftがWindows10Xと呼ばれるオペレーティングシステムのバージョンに取り組んでいて、それを破棄して一部の機能をWindows11に組み込んでいることからも予想することができます。
リリースしている内容を見るとWindows 11は、macOS、Chrome OSの機能に類似している部分を多く持っていて、その上にいくつかのWindows10の特徴があります。
「Windows10Xは、マルチディスプレイデバイス向けに設計されたOSになり、300ドルのWindowsパソコンをChromebookと競合するために設計された、より軽量なバージョンのWindowsになるように設計されていました。Windows 10Xが事実上中止になったことで、Microsoftはこれらの機能の多くを、新しいバージョンのWindows11に組み込みました。」
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Windows11とChromeOS:Androidアプリ
この新しい機能で問題の1つは、アプリの品質と種類、数になります。
最も人気のあるAndroidアプリ(TikTokやRingなど)のいくつかをダウンロードすることはできますが、Google Playで提供しているAndroidアプリのすべてにアクセスできるわけではありません。
これは、ChromebookとChromeOSが引き続き優位を占める部分です。
多分使用できるのはAmazon AppStoreで展開しているAndroidアプリになります。(AmazonFireタブレットを使用することに関して、これが最大の不満の1つである)。
AmazonのAppStoreにはたくさんのアプリがありますが、Playストアから入手できるものと比べると見劣りします。
したがって、Windows11では代わりにWebバージョンを使用することになります。
もちろん、Windows11が8月から正式にリリースされると、Amazon AppStoreで展開するアプリの数は増えるかもしれません。
仮にアプリが増加したとしても時間がかかりますので、Chromebookに対しては見劣りがします。
Windows11とChromeOS:Androidスマートフォンとの連携
これは、WindowsにAndroidアプリをインストールすることと同じではありませんが、Androidスマートフォンがどのように連携できるかに関係しています。
過去数年間、MicrosoftはYourPhoneアプリを使用してAndroidスマートフォンとWindowsを連携してきました。一方、Googleは、PhoneHubを使用してChromebookとChromeOSに新機能を導入しています。
PhoneHubはChromeOS 89で導入され、Chromebookから通知を表示してスマートフォンのさまざまな機能を制御できるようになりました。
これには、スマートフォンとの間でファイルを送受信するためのNearby Shareや、Chromebookでのスマートフォンからの通知の表示などが含まれます。
「YourPhone」はWindows 10以降の PCをAndroidまたはiOS電話と同期するためのソフトであり、スマホとPCをリンクして様々な機能を提供します。
例えば、ユーザーはスマホとWindows PCの両方で同じMicrosoftアカウントを使用している限り、Windows 10以降のPC、Android、およびAppleデバイス間で写真とメッセージを同期することができます。
Chrome OSはAndroid機能の統合に力を入れていますが、まだ発展途上であり機能的にもカバーできている部分は少ないのが現状です。
ただし、この機能に関してはスピード感のある改善を繰り返していますので最終的にはChromebookの方が優位に立つと思います。
Windows11とChromeOS:インターフェース
Windows 10Xで導入予定だったDockやウィジェットトレイなどの機能をMicrosoftはWindows11に組み込んでいます。
たとえば、Dockは、Chromebookを起動したときに表示されるものと同じように見えます。
すべてのアプリは画面の中央にきちんと配置されていますが、必要に応じて移動することも、操作も直感的にできると思います。
ウィジェットトレイを使ってWindows 11は、「MSNニュース」や天気予報だけでなく、それ以上の用途に役立つ機能を表示することができます。
ウィジェットトレイに関してはChromebookでは、まだ機能していませんのでWindows11が使える便利な機能になります。
MicrosoftがWindows11で優れているもう1つの側面は、ウィンドウ管理です。
この部分に関してChromebookはそれほど優れている部分はないので、もともとWindows機能を使っていたWindows11の方が使い勝手は上になると思います。
Windows11とChromeOS:タブレットモード
個人的には、Lenovo ChromebookDuetのようなChromeOSタブレットではなく、コンバーチブルディスプレイを搭載したChromebookを使用して、ラップトップをタブレットに変形して利用する前提で考えたいと思います。
なぜならタッチスクリーンはChromeOSの強みではありません。
おそらく、ChromeOSを搭載したタブレットをあまり見たことがないのはそのためです。
Chromebook Duetは1年以上前に発売されていて、ASUS Chromebook DetachableCM3が同じコンセプトで販売された程度で、その他にキーボード部分と分離してタブレットとして使えるChromebookがある程度です。
一方、Windows 11には、Surface ProシリーズやSurfacePro Xがあり分離式のSurfaceBookなどがあります。
これらは、最も人気のあるWindowsタブレットの2つです。
デスクトップの代わりに使用できる基本性能の他に、キーボードを取り外してSurfaceペンを使用したり、タブレットのように使用したりできることを前提としたタブレットになります。
ChromebookにAndroidアプリをダウンロードしてインストールできることは素晴らしいことですが、これらのアプリとのやり取りは複雑です。
アプリやウィンドウをドラッグするのは簡単ですが、スタイラスなしで正確なことをしようとすると、操作性は非常に悪くマウスでの操作をしたくなります。
一方、Windows 11は、タブレットモードを大幅に改善し、画面キーボードの改善、ジェスチャーの改善、タッチターゲットの拡大を実現しました。
その結果、マウスを使用する場合と同じようにウィンドウをスナップしたり、3本の指で下にスワイプしてアプリを非表示にしたりすることができます。
Googleがこれらの機能を改善することを考えていても時間がかかりますので、それまではマイクロソフトのWindows11が有利です。
Windows11とChromeOS:速度
最も安いChromebookでも、ハイスペックのChromebookを使用する場合でも、使い勝手はほぼ同じです。
もちろん、RAMの少ないChromebookは集中的なタスクを処理できない可能性がありますが、それでも、他のほとんどすべてのタスクを処理できます。
同じことはWindows10については言えません。
これは、Windows10Xが「ゲームを変える」ことになっていた理由の一部です。Windows 10XはWindowsの軽量で高速なバージョンであり、それを継承しているWindows11は同じく軽量でクラウドで動作するのでパソコンの基本性能に依存する部分は少なくなります。
高性能なパソコンと低価格なパソコンでWindows11を使用することは、Windows 10を実行することと比較すると、格段の差があります。
現在からWindows11の最終リリースまでの間に何かが変更されない限り、安価なパソコンでWindows11がどう動くのかは非常に興味があります。
Chromebookをより安全に便利に利用したいならVPNがおすすめな理由
Chromebookは値段も安価で動作も快適と作業用パソコンとしては、かなり優れておりますが利用している段階で気になる点が2点ございました。
- ファイルのダウンロードがブロックされる。
- HTTPサイトに接続できない
上記2点の問題点を解説します。
ファイルのダウンロードがブロックされる
作業中にサイトからファイルをダウンロードする際に上記のような【不正なファイルのためファイルをブロックしました】と頻繁に表示されます。
これがかなり面倒で明らかに危険なファイルではないはずの
[PDF資料をまとめたZIP]
[仕事で使用するフリーツール]
なども跳ねられることも頻繁で正直ストレスがたまります・・・
通常のWindowsパソコンやMACであればブロックされる頻度はかなり少ないですが、後で後述する理由が原因でChromebookの場合1日に何回もこのような事態が発生します。
HTTPサイトに接続されない
また【HTTPサイトにアクセスしても表示されない】問題もあります。
インターネット上でWebページを閲覧するとき、URLの上部に「http」や「https」で始まっていますが「データが暗号化されていないhttp」の場合自動的にブロックされてしまいます。
↑上の画像のようにHTTPの場合はセキュリティ警告が表示
最近では「https」に移行しているサイトも増えてはいますが、まだまだ「http」サイトが多い現状で仕事上情報を集めたい際に苦労しています。
上記の2点の問題を解決する方法を調べた結果【VPN】を適応することで解決致しました!
なぜChromebookにVPNが必要なのか???
なぜ上記のような問題がVPNで解決するのか?
「実はChromebookで標準で搭載されているセキュリティが強固すぎる+セキュリティ機能をオフができないため回避するにはWEB通信時のネット回線を変更する」
必要があることが判明!!!
https://www.cman.jp/network/term/vpn/
通常であればセキュリティソフトなどを手動でインストールを行い、問題がある場合は一時的にオフするなどで[ブロック問題]を解決できるのだが、Chromebookはデフォルトでセキュリティソフトが搭載されているような物なので外すことが出来ない。
そこで活躍するのがVPN!!!
VPNとは??
「Virtual Private Network」の略。
簡単に言うと仮想の「専用回線」を使って、インターネットを利用することができます。
IPアドレスを自由に変更することができるので匿名性が向上します。
無料のサービスもありますが、回線品質が悪く速度が遅い問題があります。
そのため、回線品質が良い「NordVPN」等が人気です。
↑こんな感じで各国にあるサーバーをワンクリックで使用できるので匿名性は抜群!
VPNを使うとChromebook経由の回線ではないという扱いになるため上記のような理不尽なブロック祭りから開放されるというわけだ!!!
VPNを利用することで得られるその他のメリット!!
更にVPNはもともとセキュリティ強化のためのツールなので様々な利点あり。
- 個人情報の流出阻止の強化
- 海外サーバに繋げて外国在住の限定の動画視聴
- 海外のゲームを格安で購入できる
- 通信が高速化する
など仕事でもプライベートでも役に立つ機能が多く、Chromebookを快適かつ安全に使用したいのであれば割と導入必須のツールといっても過言ではありません。
ChromebookにおすすめVPNはNORDVPN!
といってもVPN会社は日本・海外含めると何百社も存在しており、正直どのような基準でVPNを選べばいいか悩ましいと思っている方も多いのではないでしょうか??
個人的に色々試した結果絶対選んではいけないVPNの条件は以下の3項目
【完全無料を謳うVPN】
他社が有料で展開しているサービスが無料で提供できるはずがない。たいてい利用者の個人情報を盗み出して売買しているケースが多数(一部研究目的など例外あり)
【日本で運営しているVPN】
VPNは海外に多数のサーバーを持つことで安定性が増す。日本運営のVPNはサーバー数が非常に少なく速度が遅いなど実用性に乏しい
【運営歴が浅すぎるVPN】
運営歴が短いVPNは個人情報をハッキングされ情報流出などの危険性が高い。長年運営を行い目立った不祥事を起こしていない会社が望ましい
この3項目に一つでも該当するものがあるVPNは地雷確定なのでおすすめしません(立証済み)
以上の条件に当てはまらない中でおすすめなのが【NordVPN】
ダウンロード・操作履歴が残らない
料金が安い・返金制度
やましいことしていないなら保存されていても特に問題ないのでは??と思いがちですが通常のVPNはサーバー利用の履歴などが保存されるのでもし本体サーバーにハッキングされたら個人情報が流出する危険性があります。
実際にVPN会社本元のサーバーがハッキングされて個人情報が流出したことも・・・
ただNordVPNに関してはそもそも個人情報を残さないので仮にハッキングされたとしても警察や政府・ハッカーに個人履歴が渡ることがないです。
一月分無料お試しでどんな理由でも100%返金保証付き!!
また月額に掛かる料金は高品質であるにも関わらず低価格なのも嬉しいところ。
有名VPNのExpressVPNは最安で$8.32(約900円)なのに比べ、NordVPNは約495円と半値近く違うので毎月のコストが掛かりません。
1ヶ月プラン | 6ヶ月プラン | 1年プラン | 2年プラン | |
ExpressVPN | 月額1500円 | $月額1000円 | 月額900円 | |
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まとめ
この記事を書いている時点で8月の初めからWindows11は企業向けに展開されます。
その後個人ユーザーにWindows 11は、10月以降にリリースされると思います。
もしかしたらGoogleは、ChromeOSがWindows11が提供するものよりも機能的に役立つ新機能を実装するために、この時間を利用するかもしれません。
可能性は低いですが、AndroidアプリのWindows 11への統合で問題が発生する可能性も常にあります。
そもそもAndroidアプリが実際にWindowsに登場すると誰が思ったでしょうか?。
Windows11に求められるパソコンの機能は高機能ではなく、ハードルは低いと思います。
しかし、動くのと使用できることは違いますので今後も注意深くニュースなどを見ていきたいと思います。
また先程紹介したNordVPNを利用することで【Chromebookの煩わしい仕様回避+セキュリティ強化】にもつながるので気になった方は導入してみてはいかがでしょうか??
金額的にもセキュリティソフトよりも安く、気に入らなければ返金保証ありといたせりつくせりの内容なのでおすすめです!!