Chromebook はそれぞれGoogleのサポート期間が設定されていて、その期間を過ぎるとアップデートできなくなりセキュリティーなどの面や新しい機能を利用できなくなるため、一般的に使えないパソコンと言うことになります。
すでに初期に販売されたChromebookの中にはサポートがなくなったChromebookもあります。
そういったChromebookはヤフオクやメルカリなどで2,000円や4,000円で販売されていて、ほとんど競合することなく購入する事ができます。
もちろん、すでに購入しているChromebookがサポート切れになることもあります。
そういった時にはCloudReady をインストールすることが最適な方法かもしれません。
現在Google が所有する CloudReady は、Chrome OS の簡素化されたバージョンと考得ることができます。
見た目も機能もほぼ同じです。
違いは、スクリーン セーバー モードや Android アプリなどの Google の最新機能がないことです。
しかし、Web を閲覧することや本来のChromebookの使い方で利用したい場合は、CloudReady は Chrome OS と完全に同じように利用することができます。
CloudReady は無料で、USBなどの外付けドライブでも動作し、インストールも可能です。
Contents
CloudReadyをダウンロード
WindowsやLinuxのように、ChromeOSをダウンロードしてパソコンにそのままインストールすることはできません。Chrome OSはクローズドソースであり、正規のChromebookもしくはChromeOSをを搭載したパソコンでのみ利用できます。ただし、ChromiumOSはChromeOSと90%同じ内容です。
ChromiumOSでさらに重要なのは、それがオープンソースであるということです。必要に応じて無料でChromium OSをダウンロードし、今持っているパソコンにシステムを構築することができます。
ChromiumのOSを提供する会社のひとつにNeverware社があります。NeverwareはCloudReadyを提供します。これは、Chromium OSを調整した内容であり、x86プロセッサを搭載したコンピュータをChromebookとほぼ同じものに変えます。エンドユーザーは、インストールUSBを作成し、それを古いコンピューターで起動する以外に何もする必要はありません。
これにはUSBメモリーが必要です。USBにあるすべてのファイルはUSBドライブから消去されるので、必要に応じてバックアップしてください。
- Neverwareのウェブサイトに行きます。
- 下にスクロールして、[ DOWNLOAD USB MAKER]を選択します。
- DOWNLOAD USB MAKERのダウンロードが完了したら、.exeファイルを開いて実行します。
- USBドライブをコンピューターに挿入します。
- インストールに関しては、次の項目でインストールUSBを作成する手順を説明します。
CloudReadyをインストールします
USBインストールドライブを作成したら、実際に古いノートパソコンにインストールします。
先に作成したのUSBメモリーをパソコンに装着して起動します。起動する方法は機種によってBIOSの設定や起動メニューで指定、または起動ディスクのない状態(HDDがフォーマットされている状態)などで方法は違います。なん通りかありますので慣れいる方法で作成してください。また、使用していたパソコンは消去されますのでバックアップが必要になります。
- ローカルファイルをGoogleドライブなどにバックアップします。
- ノートパソコンの電源を切ります。
- ノートパソコンのUSB端子に起動用のUSBメモリーを装着。
- ノートパソコンの電源を入れて、ブートメニューが表示されるようにします。
- 正確なキーの組み合わせはメーカーによって異なります。使用している東芝ののーとパソコンでは、PCの起動時にF9キーを押してブートメニューを開きます。
- 起動デバイスのリストからUSBドライブを選択します。
- 問題が発生しなければ、CloudReadyのロゴが画面に表示されます。
- そのロゴが表示されない場合は、コンピュータモデルのUSBドライブから起動する方法を検索し、適切なBIOS設定であることを確認してください。
- USBドライブはそのままにして作業を続けます。
ここから、ノートパソコンのセットアップに入りますが、セットアップの内容は新しいChromebookをセットアップすることと同じ内容になります。
非常に簡単で、入力するのはWi-Fiの設定とGoogleのアカウント程度です。
- 右下隅にあるプロフィール写真をクリックします。
- [ CloudReadyのインストール]をクリックします。
- [ハードドライブの消去]をクリックして、CloudReadyをインストールします。
- インストールには約20分かかります。インストール中にラップトップがスリープ状態にならないように、AC電源を接続します。
- インストールが完了すると、コンピューターはシャットダウンします。USBを取り外し、コンピューターの電源を入れて使用を開始します。
CloudReadyとChromeOSとの違い
ノートパソコンを使い始めると、Chromebookを使用したことのある方なら標準のChromebookと非常によく似ていることに気付くと思います。
しかし、いくつかの微妙な違いがあります。
- GooglePlayストアやAndroidアプリケーションのサポートはありません。
- CloudReadyは、標準のChromebookとバージョンが違います。
- 独自のメディアコンポーネントをインストールするには、[設定]に移動する必要があります。
- 右下隅のロゴは、フルカラーのChromeロゴではなく、青いChromiumロゴになります。
つまりGooglePlayストアを使えないことを除いて既存のChromebookと違う部分は少ないシステムになります。
標準のChromebookと比べると見た目が少し異なります。ただし、Chrome拡張機能とアプリはすべて正常に機能し、ウェブサイトは正常に読み込まれ、パソコンは以前よりも安全になります。
古いWindowsノートパソコンを優れたChromebookに変更することは、速度が低下し始めたパソコンを再利用するための優れた方法です。OSが古くなったために更新が行われなくなった場合や、性能的に最新のOSを利用する事が難しく、普段の仕事や作業がブラウザーベースで行っているならChromeベースのOSをインストールする意味はあります。
Chromebookをより安全に便利に利用したいならVPNがおすすめな理由
Chromebookは値段も安価で動作も快適と作業用パソコンとしては、かなり優れておりますが利用している段階で気になる点が2点ございました。
- ファイルのダウンロードがブロックされる。
- HTTPサイトに接続できない
上記2点の問題点を解説します。
ファイルのダウンロードがブロックされる
作業中にサイトからファイルをダウンロードする際に上記のような【不正なファイルのためファイルをブロックしました】と頻繁に表示されます。
これがかなり面倒で明らかに危険なファイルではないはずの
[PDF資料をまとめたZIP]
[仕事で使用するフリーツール]
なども跳ねられることも頻繁で正直ストレスがたまります・・・
通常のWindowsパソコンやMACであればブロックされる頻度はかなり少ないですが、後で後述する理由が原因でChromebookの場合1日に何回もこのような事態が発生します。
HTTPサイトに接続されない
また【HTTPサイトにアクセスしても表示されない】問題もあります。
インターネット上でWebページを閲覧するとき、URLの上部に「http」や「https」で始まっていますが「データが暗号化されていないhttp」の場合自動的にブロックされてしまいます。
↑上の画像のようにHTTPの場合はセキュリティ警告が表示
最近では「https」に移行しているサイトも増えてはいますが、まだまだ「http」サイトが多い現状で仕事上情報を集めたい際に苦労しています。
上記の2点の問題を解決する方法を調べた結果【VPN】を適応することで解決致しました!
なぜChromebookにVPNが必要なのか???
なぜ上記のような問題がVPNで解決するのか?
「実はChromebookで標準で搭載されているセキュリティが強固すぎる+セキュリティ機能をオフができないため回避するにはWEB通信時のネット回線を変更する」
必要があることが判明!!!
https://www.cman.jp/network/term/vpn/
通常であればセキュリティソフトなどを手動でインストールを行い、問題がある場合は一時的にオフするなどで[ブロック問題]を解決できるのだが、Chromebookはデフォルトでセキュリティソフトが搭載されているような物なので外すことが出来ない。
そこで活躍するのがVPN!!!
VPNとは??
「Virtual Private Network」の略。
簡単に言うと仮想の「専用回線」を使って、インターネットを利用することができます。
IPアドレスを自由に変更することができるので匿名性が向上します。
無料のサービスもありますが、回線品質が悪く速度が遅い問題があります。
そのため、回線品質が良い「NordVPN」等が人気です。
↑こんな感じで各国にあるサーバーをワンクリックで使用できるので匿名性は抜群!
VPNを使うとChromebook経由の回線ではないという扱いになるため上記のような理不尽なブロック祭りから開放されるというわけだ!!!
VPNを利用することで得られるその他のメリット!!
更にVPNはもともとセキュリティ強化のためのツールなので様々な利点あり。
- 個人情報の流出阻止の強化
- 海外サーバに繋げて外国在住の限定の動画視聴
- 海外のゲームを格安で購入できる
- 通信が高速化する
など仕事でもプライベートでも役に立つ機能が多く、Chromebookを快適かつ安全に使用したいのであれば割と導入必須のツールといっても過言ではありません。
ChromebookにおすすめVPNはNORDVPN!
といってもVPN会社は日本・海外含めると何百社も存在しており、正直どのような基準でVPNを選べばいいか悩ましいと思っている方も多いのではないでしょうか??
個人的に色々試した結果絶対選んではいけないVPNの条件は以下の3項目
【完全無料を謳うVPN】
他社が有料で展開しているサービスが無料で提供できるはずがない。たいてい利用者の個人情報を盗み出して売買しているケースが多数(一部研究目的など例外あり)
【日本で運営しているVPN】
VPNは海外に多数のサーバーを持つことで安定性が増す。日本運営のVPNはサーバー数が非常に少なく速度が遅いなど実用性に乏しい
【運営歴が浅すぎるVPN】
運営歴が短いVPNは個人情報をハッキングされ情報流出などの危険性が高い。長年運営を行い目立った不祥事を起こしていない会社が望ましい
この3項目に一つでも該当するものがあるVPNは地雷確定なのでおすすめしません(立証済み)
以上の条件に当てはまらない中でおすすめなのが【NordVPN】
ダウンロード・操作履歴が残らない
料金が安い・返金制度
やましいことしていないなら保存されていても特に問題ないのでは??と思いがちですが通常のVPNはサーバー利用の履歴などが保存されるのでもし本体サーバーにハッキングされたら個人情報が流出する危険性があります。
実際にVPN会社本元のサーバーがハッキングされて個人情報が流出したことも・・・
ただNordVPNに関してはそもそも個人情報を残さないので仮にハッキングされたとしても警察や政府・ハッカーに個人履歴が渡ることがないです。
一月分無料お試しでどんな理由でも100%返金保証付き!!
また月額に掛かる料金は高品質であるにも関わらず低価格なのも嬉しいところ。
有名VPNのExpressVPNは最安で$8.32(約900円)なのに比べ、NordVPNは約495円と半値近く違うので毎月のコストが掛かりません。
1ヶ月プラン | 6ヶ月プラン | 1年プラン | 2年プラン | |
ExpressVPN | 月額1500円 | $月額1000円 | 月額900円 | |
NordVPN | 月額1434円 | 月額590円 | 月額495円 |
更に【契約期間30日なら100%保証の制度】付きなので気に入らなかったり、自分の環境ではうまく動作しないなどどのような理由でも返金保証が適応されるので安心!!
⇒30日間無料のNordVPNををお試ししたい方はこちらから!!
まとめ
古いパソコンにインストールするOSとしてはLinuxが有名で書籍や情報が多く、環境が整っています。
古いChromebookにCloudReadyをインストール意味は、サポートのなくなったChromebookを活用するには良い方法です。
古いパソコンならWindowsパソコンでもインストールできますがChromebookは持ち運びに適していて小型で軽いのでサブ機には最適です。
今持っている古いChromebookはもちろん、サポートが切れたChromebookを数千円で購入して、まずChromebookを体験してみて、その後にCloudReadyをインストールして李揺することも可能です。
もちろんAndroidアプリを利用することができないので専用のChromebookと比較すると限定された使い方になりますが、基本部分は体験できますので、試しに使ってみて、自分に合っていると思ったらもっとハイスペックのChromebookを購入することをお勧めします。
また先程紹介したNordVPNを利用することで【Chromebookの煩わしい仕様回避+セキュリティ強化】にもつながるので気になった方は導入してみてはいかがでしょうか??
金額的にもセキュリティソフトよりも安く、気に入らなければ返金保証ありといたせりつくせりの内容なのでおすすめです!!