前から使っているChromebookや中古で安く購入できた昔のChromebookなどを有効的に活用できる方法を考えたいと思います。
まずは外部モニターとしての利用方法です。
モバイルモニターは今売れ筋のパソコン周辺機器のひとつになります。
ノート型パソコンを持っていても、外出先や出張先のホテルで2画面を使って広い領域で作業することは生産性を上げる上でとても重宝します。
最新のFull HDを搭載しているChromebookでも一昔前のChromebookでもWindowsやMacの外部ディスプレーとして活用することができます。
タブレットタイプになるChromebookならレイアウトも自由なので非常に使いやすいと思います。
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外部モニターとして使用する
Chromebook が Android アプリと互換性があることを利用して、外部モニターとして利用することができます。
これは、Samsung Galaxy Chromebookなどの4K ディスプレイのChromebook やFull HD搭載のChromebookはもちろん解像度が劣る古いChromebookでも活用することができます。
そのためには、AndroidアプリのDuet Displayというアプリを利用します。
もともとDuet DisplayはAppleのiPadやiPad Proを外付けのディスプレーとして利用していたのが始まりでしたが、その後Androidのスマートフォン、タブレットで利用できるようになっています。
有料アプリですが人気のあるアプリになります。
またChromebookもAndroidアプリを利用できることからChromebookをMacとWindowsPCの両方に対応した最も高度な外部ディスプレイに変えます。
このDuet Displayアプリを使用すると、ケーブルを接続することなく、Chromebook を Windows PC または Mac の 2 番目のディスプレイとして使用できます。
このDuet Displayは、外部モニターに期待されるすべての機能を提供し、Chromebook を他の従来のモニターと同じように利用することができます。
画面全体でウィンドウを移動したり、プライマリ コンピューターのディスプレイを拡張またはミラーリングしたり、解像度を調整したりできます。
利用方法は非常に簡単です。必要なことは、両方のコンピュータに Duet Display のアプリをインストールすることだけです。
デュエットディスプレイとは?
デュエットディスプレイにするには、Duet Displayという Android アプリが必要です。
有料で1,080円(この記事を記載しているときには50%OFFセールでした)、Chromebook の画面を Windows PC または Mac の 2 番目のディスプレイに変えることができます。
通常の外付けモニターと同じように、ディスプレイ間でウィンドウを移動したり、Chromebookにタッチスクリーンが搭載している場合はタッチスクリーンを利用したりできます。
古い Chromebook の再利用にも最適な方法です。
または、中古で1万円程度で購入できるChromebookを購入して安価なモバイルディスプレイとして利用する方法もあります。
Chromebook は、従来のモニターよりも手頃な価格で、マルチスクリーン を実行できます。
Duet Displayの設定方法
まず、Chromebook とプライマリ ノートブックの両方に Duet Displayをインストールする必要があります。

アプリをインストールしたら、両方のクライアントを起動して設定していきます。それほど難しくはなく、ほとんどの場合、必要なアクセス許可を付与する必要があります。

上のChrome OSは、アカウント作成のワイヤレス接続を可能にするための設定です。
設定が完了したら、PCでDuet Displayを開き、左側のメニューから「Android」を選択します。
ログインします。
次に、Duet Display の PC/Mac アプリで[設定] をクリックし、次の画面で [Duet Air を有効にする] チェックボックスをオンにします。同様に、「プロファイル」タブにアクセスして、画面共有をオンにします。

これらの設定を適用するとすぐに、PC の名前が Chromebook で実行されている Duet Display アプリに表示され、その逆も同様です。
両方のデバイスが同じネットワーク上にあることが必要なので、もし表示されない場合は確認してください。
表示モード
Duet Display を有効にすると、Chromebook のディスプレイは通常のモニターとほぼ同じように動作します。
デバイス名の下にある [拡張] および [ミラー] オプションを使用して、コンピュータの画面を Chromebook に拡張し、画面をミラーリングできます。
いずれかのオプションを押すと、デバイスのデスクトップがすぐに表示されます。標準の外付けモニターとして操作しながら、Chromebook のキーボードとトラックパッドを引き続き使用できます。
さらに、Duet Display の PC側で Chromebook の画面の解像度をカスタマイズすることもできます。
また、合計 5 つのプリセットが設定されていますので、それを選択して解像度を選択することもできます。Mac の場合、Retina のような品質を有効にすることができますが、バッテリーの駆動時間は少なくなります。
Chromebook は外部モニターとしてどの程度機能しますか?
ワイヤレスでストリーミングしても、 Wi-Fi 接続が拘束であれば、個人差はありますが遅延がゼロというわけではないが気にならないレベルに感じます。
モニター間でウィンドウをシームレスに移動することができます。
Chromebook から PC のメニューにアクセスしたり、アプリを開いたり、外付けモニターのその他のメリットを問題なく利用できます。
類似のアプリは数多くありますがミラーリングしか出来ないアプリが多いなか、このアプリはミラーリングだけではなく拡張サブスクリーン(画面の拡張)が出来るので作業領域を拡大することができます。
Chromebookをより安全に便利に利用したいならVPNがおすすめな理由
Chromebookは値段も安価で動作も快適と作業用パソコンとしては、かなり優れておりますが利用している段階で気になる点が2点ございました。
- ファイルのダウンロードがブロックされる。
- HTTPサイトに接続できない
上記2点の問題点を解説します。
ファイルのダウンロードがブロックされる
作業中にサイトからファイルをダウンロードする際に上記のような【不正なファイルのためファイルをブロックしました】と頻繁に表示されます。
これがかなり面倒で明らかに危険なファイルではないはずの
[PDF資料をまとめたZIP]
[仕事で使用するフリーツール]
なども跳ねられることも頻繁で正直ストレスがたまります・・・
通常のWindowsパソコンやMACであればブロックされる頻度はかなり少ないですが、後で後述する理由が原因でChromebookの場合1日に何回もこのような事態が発生します。
HTTPサイトに接続されない
また【HTTPサイトにアクセスしても表示されない】問題もあります。
インターネット上でWebページを閲覧するとき、URLの上部に「http」や「https」で始まっていますが「データが暗号化されていないhttp」の場合自動的にブロックされてしまいます。
↑上の画像のようにHTTPの場合はセキュリティ警告が表示
最近では「https」に移行しているサイトも増えてはいますが、まだまだ「http」サイトが多い現状で仕事上情報を集めたい際に苦労しています。
上記の2点の問題を解決する方法を調べた結果【VPN】を適応することで解決致しました!
なぜChromebookにVPNが必要なのか???
なぜ上記のような問題がVPNで解決するのか?
「実はChromebookで標準で搭載されているセキュリティが強固すぎる+セキュリティ機能をオフができないため回避するにはWEB通信時のネット回線を変更する」
必要があることが判明!!!
https://www.cman.jp/network/term/vpn/
通常であればセキュリティソフトなどを手動でインストールを行い、問題がある場合は一時的にオフするなどで[ブロック問題]を解決できるのだが、Chromebookはデフォルトでセキュリティソフトが搭載されているような物なので外すことが出来ない。
そこで活躍するのがVPN!!!
VPNとは??
「Virtual Private Network」の略。
簡単に言うと仮想の「専用回線」を使って、インターネットを利用することができます。
IPアドレスを自由に変更することができるので匿名性が向上します。
無料のサービスもありますが、回線品質が悪く速度が遅い問題があります。
そのため、回線品質が良い「NordVPN」等が人気です。
↑こんな感じで各国にあるサーバーをワンクリックで使用できるので匿名性は抜群!
VPNを使うとChromebook経由の回線ではないという扱いになるため上記のような理不尽なブロック祭りから開放されるというわけだ!!!
VPNを利用することで得られるその他のメリット!!
更にVPNはもともとセキュリティ強化のためのツールなので様々な利点あり。
- 個人情報の流出阻止の強化
- 海外サーバに繋げて外国在住の限定の動画視聴
- 海外のゲームを格安で購入できる
- 通信が高速化する
など仕事でもプライベートでも役に立つ機能が多く、Chromebookを快適かつ安全に使用したいのであれば割と導入必須のツールといっても過言ではありません。
ChromebookにおすすめVPNはNORDVPN!
といってもVPN会社は日本・海外含めると何百社も存在しており、正直どのような基準でVPNを選べばいいか悩ましいと思っている方も多いのではないでしょうか??
個人的に色々試した結果絶対選んではいけないVPNの条件は以下の3項目
【完全無料を謳うVPN】
他社が有料で展開しているサービスが無料で提供できるはずがない。たいてい利用者の個人情報を盗み出して売買しているケースが多数(一部研究目的など例外あり)
【日本で運営しているVPN】
VPNは海外に多数のサーバーを持つことで安定性が増す。日本運営のVPNはサーバー数が非常に少なく速度が遅いなど実用性に乏しい
【運営歴が浅すぎるVPN】
運営歴が短いVPNは個人情報をハッキングされ情報流出などの危険性が高い。長年運営を行い目立った不祥事を起こしていない会社が望ましい
この3項目に一つでも該当するものがあるVPNは地雷確定なのでおすすめしません(立証済み)
以上の条件に当てはまらない中でおすすめなのが【NordVPN】
ダウンロード・操作履歴が残らない
料金が安い・返金制度
やましいことしていないなら保存されていても特に問題ないのでは??と思いがちですが通常のVPNはサーバー利用の履歴などが保存されるのでもし本体サーバーにハッキングされたら個人情報が流出する危険性があります。
実際にVPN会社本元のサーバーがハッキングされて個人情報が流出したことも・・・
ただNordVPNに関してはそもそも個人情報を残さないので仮にハッキングされたとしても警察や政府・ハッカーに個人履歴が渡ることがないです。
一月分無料お試しでどんな理由でも100%返金保証付き!!
また月額に掛かる料金は高品質であるにも関わらず低価格なのも嬉しいところ。
有名VPNのExpressVPNは最安で$8.32(約900円)なのに比べ、NordVPNは約495円と半値近く違うので毎月のコストが掛かりません。
1ヶ月プラン | 6ヶ月プラン | 1年プラン | 2年プラン | |
ExpressVPN | 月額1500円 | $月額1000円 | 月額900円 | |
NordVPN | 月額1434円 | 月額590円 | 月額495円 |
更に【契約期間30日なら100%保証の制度】付きなので気に入らなかったり、自分の環境ではうまく動作しないなどどのような理由でも返金保証が適応されるので安心!!
⇒30日間無料のNordVPNををお試ししたい方はこちらから!!
まとめ
Duet Display は実質的にコンピューターの画面とその画面上で行うすべての操作を無線を使ってやり取りをするため、セキュリティーを心配するのは自然なことです。
幸いなことに、このアプリは 256 ビット暗号化で接続を保護し、両方のデバイスでローカルで動作します。
つまり、データが外部のサーバーに保存されることはありません。
Duet Display も Chromebook に限定されません。これを使用して、同じ手順で Mac または PC の画面を Android または iOS デバイスに拡張できます。
アプリを購入すると何台でもインストールできますので、今持っているパソコンが複数ある場合は費用対効果は高いと思います。
ただし、AndroidとiOSのアプリは別になりますので、iOSのDuet Display を購入していた方でもChromebookで利用したい場合は、別に購入する必要があります。
また先程紹介したNordVPNを利用することで【Chromebookの煩わしい仕様回避+セキュリティ強化】にもつながるので気になった方は導入してみてはいかがでしょうか??
金額的にもセキュリティソフトよりも安く、気に入らなければ返金保証ありといたせりつくせりの内容なのでおすすめです!!